毛糸の帯って、意外と賢い
こんばんは。尾道の本町センター街のきそ毛糸店の
見習い店員をしています、理恵子です。
今日は毛糸に必ず付いている「帯(おび)」について、
書こうと思います。
本の装丁と同じように、毛糸にもそれぞれ顔があります。
色と手触りと帯で、だいたい毛糸玉のイメージが出来上がる、
そんな気がします。
その、帯ですが実は毛糸の名前以外に情報が満載なんです。
まずはもちろん、名前。
それから、毛糸の長さ、重さ。
そして、品質表示ですね。ウールかアクリルか麻かナイロン、
それぞれがどんな割合で入っているか。
洗い方情報もあります。
ゲージ情報。
かぎ針だったら何号、棒針だったら何号。
何段何目編んでみて、それよりも大きかったら手がユルイ。
逆にそれよりも小さかったら、手がキツイ。
結構大事な情報が詰まっています。
それと・・・
毛糸の番号とLOT(ロット)番号です。
LOT番号は、毛糸を染めた時が分かるようになっています
昔は、多量に染めて調合してから販売されてたそうで、
LOTはなかったそうです。
でも、最近はちょっとずつ染めるようになったので、
LOTで管理しているそうです。
同じ番号の毛糸でも、このLOTが違うとかなり色が違う・・・
そんなこともります。
ここが大事!
なので、編み始めの時は、編み終わるまで帯を大事に取っておいて、
足りないときは帯を見て、番号を見て、LOTを見て、
買い足すと失敗が少ないです。
時々、毛糸だけクルクルっと巻いて持って来られるお客様も
いらしゃいます。
毛糸の名前を覚えておられると探しやすいですが、
それも分からないと探すことも難しくなります。
先日の例は、お客様も「似た色があればいい」とのことだったので、
似た色の毛糸で解決しました。
テレビでCMしてた、デイズニーのツムツムのぬいぐるみ。
糸が足りなくて・・・と。
ちょっとまだ寒いから、編んでみようかな?
そう思っておられたら、購入されるお店でぜひ、帯をチェック!!
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